お客様は神様じゃない!

海外から戻ったときに

成田空港を出て エスカレータ乗り場付近で

いつも見かける女性

「いらっしゃいませ」

を繰り返し

ペコペコ何度もお辞儀をする

 

 

同じ女性かどうか覚えていませんが

数年前から、いつも遭遇するので

きっとこれが 彼女の仕事なのですね

 

作り笑いと ロボットのように 同じ角度に 何度も お辞儀しながら

同じ言葉を繰り返す

 

 

アルゼンチンで、

日本人の物まねとして

この、ペコペコお辞儀を

バカにするようにする人がいて、嫌な気分になります

 

しかし、

外国人からすると

日本人は、こういうイメージなんですね

 

 

「お客様は神様」

は 未だ、日本で強く根付いていて

サービス業のストレスは半端ないと聞きます

 

私自身も、以前、飲食業、ホテルなどで アルバイトした時

心無い人に遭遇し

イチャモンをつけられたり

ありえない汚い言葉で罵られたり

「自分は元●●会社の社長だったんだ」

(他のお客様と同じ金額でVIP扱いしろ)

と、聞いてもいない、

元の自分の肩書(現在の)を示してくる人もいました

有名大学の教授とかもいました

このような人に指導される日本の子供たち・・・気の毒です

 

 

人は、地位や肩書があっても、人間として素敵な人とは限らないな・・・

と考えさせられます

 

 

 

飲食店やサービス業などでも、

雇われの身では

このような クレーマーモンスターのような客も、

「金はいらないから帰れ!」

などと言えないので、

マニュアル通り、平謝りさせられるのですよね・・・

 

 

断る権限のある上司が

このようなクレーマーから 部下を守らなければいけないところですが

その上司も頼りなかったり

 

 

 

南米や欧州では

サービスする側 = 客

の関係で

下手すると

サービスする側 > 客

という具合なので

最初はとても驚きました

 

 

お釣りがないから帰ってくれ

閉店5分前だけど、

もう閉めちゃったから帰ってくれ

 

日本人からしたらびっくりです

 

 

 

つっけんどんだろうと

仕事中に携帯触ってて待たされようと

ノロノロしてようと

それが欲しい客は

じっと耐えるのです

 

郷に入っては郷に従い

それに慣れてみると

だんだん待つことにも苦にならなくなってくるものです

 

待たされる理由は

あまりいいとは思えないけど、

サービスする側(仕事する側)にストレスがなくていいなあ

と思います

 

他にも店はたくさんあるので、

いやなら、他の店に行けばいいのです

 

もちろん、とても感じのよい

お店もあります

 

ただ、必要以上に笑顔を振りまかなくても

サービスしなくても

代価をいただく価値があるものを

提供する側と

それが欲しい客

それだけで商売は成り立つし、

どちらかが上とか下したとか

そんな扱いをしてくてもいいのですよね

 

 

 

日本の おもてなし や 笑顔のサービスなどは良いのですが、

それにつけこむクレーマーや

必要以上のサービスを要求する客には、

「あなたに売るものはありません。二度と来ないでください」

とキッパリ言ってしまうのはいかがでしょうか!

スッキリしますよ!

 

客も選ぶ時代です

 

雇われの立場でも

お客(クライアント)にひどいことをされたら

証拠を残す

見ていた人に証言してもらうなど

勇気を持って

クレーマーを許さず

泣き寝入りしないでほしいです

 

お客様は神様ではありません

その場は我慢して謝って

こんなひどい目にあった、

と、ネットで言い合って 慰めあったところで

何も解決しないし

我慢の日本文化で、自分の首を絞めないでください

 

 

皆が声を上げなければ

日本のストレス社会は変わりません!

 

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