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4 2021

片付けの苦手な人に多い「洗濯依存症」

片付けの依頼で伺うクライアントたちで

特に物が多い、

家の中が汚部屋化している家にお住いのクライアント様に限り

面白いほど共通していることがあります

それは

「洗濯依存症」

 

 

 

家族が多かったり、

小さな子供がいるならば、

一日一度の洗濯はそうめずらしいことではありませんが、

彼らは

一度洗濯機を回しただけではとても終わらずに、

 

朝から晩まで、一日中、洗濯しまくっています・・・

 

 

常に

これから洗う洗濯物、

乾いた洗濯物がたくさん散乱しています・・・

 

 

汗をかいた服、

肌着などは一度着たらすぐに洗濯するべきでしょうが

シーツや毛布、上に着るカーディガンや

スエット、ジーンズなど

数回はいてから洗濯しても

そうそう汚れていないものもありますよね

 

 

汚部屋は、

床や棚などに物が散乱しているので、掃除が行き届いていません

 

そのせいで、汚いところにいる自分を

少しでもきれいにしたい、

または、汚い場所(自分の家)に座ったりするので

服が汚れるからなのでしょうか・・・

 

洗濯に追われて

時間がさらに無くなり

家の掃除もできません

 

洗濯に要する時間があまりにもかかるので

他の家事まで手が回らないようです

 

流しには数日前の食べ残しや使用済みの皿が

そのままになっていたりします

 

どちらかといえば、

流しの洗い物を片付けるのが優先ではないでしょうか・・・

 

 

そこまでキレイな衣類(布もの)にはこだわる必要があるのかな(ー ー;

 

 

シンプルライフで物が少なくても、

 

例えば一人や二人暮らしならば、

3日に一度、少なくても週に一度の洗濯で

事足りるはずです

ミニマリストのように、

下着は3枚とはいわず、

最低一週間分ぐらいの衣類は持っていましょうと、

私の片付け法ではすすめています

 

 

洗濯依存症の人は

潔癖症でもあることも多いです

 

 

「自分はキレイ、他人は汚い」

という感じ方をしていて

 

例えば、他人の足が(靴下)が汚く感じる

公共の場の手すりが汚いなど

図書館の本が汚い

レストランの椅子や

飛行機にも乗れなくなりませんか?

 

高級は場所でも

不潔な人はいるかもしれませんよ

 

 

確かに今は、コロナウィルスのせいで

常に手洗いは必須ですが

 

 

「自分だけはキレイ」という考えは

とても傲慢で危険な考えです

 

 

生き物ならば、

例外なく

 

歯を磨かなければ 口臭が

風呂に入らなければ、体臭がしてくる

ホコリの多いところを行き来すれば

耳垢や鼻くそもたまります・・・

 

 

今食べようとしている

美味しそうな色とりどりの美しいケーキも

口の中に入れて臓器を通って

腸に達して肛門からでれば、

臭くて汚い排せつ物になります

 

医療関係や介護ワーカーなどは

たえず、それらの物につきあわなければいけませんが、

たとえ手に便などついてしまったところで、

よく洗えば済むことです

 

お母さん(お父さん)の経験があれば

赤ちゃんの排せつ物も触りますよね

 

 

人間(生き物)ならば、

誰でも、不潔になりえます

 

 

梅雨の季節、猛暑の中

洗濯ものの生乾きの臭いや汗くささを発している人に

まれにお目にかかりますが、

そうそう臭う人もいません

 

その人たちは、毎日着たものすべて洗濯していませんよ

 

 

洗濯はほどほどにして

家の中を掃除しましょう

 

そのためには、

片付けは必須です

 

 

汚部屋の床

物をどかしてみると

そこは間違いなく

数年も拭いてなかったんだろうなと思われる

ごみやほこりが堆積していますし、

ベットやタンスの下など、

ダニがうようよしていそうな

たくさんの髪の毛や埃だらけで、

よっぽど不潔です

 

 

 

床や棚、テーブルの上に

何もなければ、

拭き掃除も一瞬で終わります

 

 

他人が汚く見えるおかしな潔癖症、

洗濯依存症を直すためにも

家を片付けましょう!