アルゼンチンの素敵な習慣

日本の地下鉄、電車の中に座っている人たち、学生も社会人も、見渡すとほとんどの人が、眠りこけている、またはスマホに夢中になっている・・・お年寄りや小さい子供連れのお母さんが前に立とうと、お構いなしです。

妊婦マークをこれ見よがしにバッグにつけてる女性が、これでも席を譲ってもらえないと嘆いている話をよく聞きます

 

 

以前の私も時間に追われ寝る時間が少ない上に、慢性的な不眠症による寝不足で

通勤電車の中で座れるものなら休みたいという時期がありましたので、お疲れの皆さんの気持ちはよくわかります・・・

 

しかし、南米の人たちの素敵な習慣を見て、日本人はなんて情けない、、と思うようになりました

 

 

アルゼンチンでは、バス、地下鉄や電車の中で、扉が開いて、年寄り、妊婦、赤ちゃん連れのお母さんが乗りこんできた途端に、若めの人々はいっせいに席を立って彼らに譲ります

必死に席取りをする元気な人たちなどいません

ちゃんと座らせる人をみて、それでも席が空いたら座るという具合です

彼らにとっては子供の頃から見てきた当然のマナーであり、弱者をいたわる習慣が身体に染み付いているんですね

 

妊婦さんやチビちゃんと一緒のお母さんたちは、当然!と言った態度で特に感謝の様子も見せず座ります

時には、かなりの年配から若い男性までが「セニョリータ座りなさい」などと席を譲ってくれるジェントルマンぶりです

 

 

インフレや治安の悪さなど、たくさんの問題を抱えている国ですが、暖かい心を持っている人がまだまだいるんだな、とホッとします

 

 

日本では、通勤ならば大都市在住の場合長くても片道1時間以内の辛抱だし、遠距離通勤でも郊外になれば電車も空いてきます

車内で席を譲ること、立っていることは、一日一善だけでなく、脚も鍛えるし、ヒップアップにもなります

私は背が高いので、つり革より上に手を伸ばしたりして背中や腕肩のストレッチをするのが好きです

片足立ちで筋力を鍛えたり、良い姿勢で立っていればそれだけでヒップアップに効果があります

立っていても本やスマホは見れます

寝過ごすかも、とハラハラしながら数分の仮眠をとるのに必死になるより

人のためになって身体にもいいのですから、やらない手はないです

 

 

実際、座る時間が増えれば増えるほど、お尻の丸みは潰されて形状記憶されて四角くなります

元気な女性の皆さんも、キレイなヒップラインを保つためにも、席を譲ってぜひ姿勢を正して立ってください

 

女性に比べあまり美意識のない日本人男性

運動する時間がないのなら、電車の中で足を鍛えてこっそり筋トレおすすめします

ジェントルマンが嫌いな女性はいませんし、口を開けて寝ている人より、ささっとお年寄りに席を譲る人の方が断然魅力的です

 

喜んでもらえるだけでなく、自分でも気持ちがいいものです

そんな人が増えたら、それを見ている子供たちも変わってくるのではないでしょうか

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA