人生の最後を牢獄で過ごしたいですか?
以前、日本は長寿大国
ではなく
実は
「寝たきり長寿大国」である
というお話をしました
介護人材が、大幅に不足し、多くの介護難民が出ると言われている
「2025年問題」
(2025年に団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に達する)
が、間もなくやってきます
介護士として、日本の老人施設で働いた経験についてお話します
「牢獄のようにまるで自由がない」
「飲みたくない薬を無理やり飲まされ、副作用で他の病気になる」
「まだ何とか歩けるのに、危なっかしく歩きまわるのを嫌がられて、車いすを強要されている」
「生きたい時間にトイレに行かせてもらえない」
「一度トイレで転んだら、オムツにさせられてしまい、お尻がかぶれて痛くてしょうがない」
「夕食が早すぎて(夕方5時)お腹がすいても、何も食べさせてもらえない」
「食事時にむせこんだら、危ないからと、点滴にされ、食事をたべさせてもらえない」
(胃ろうを勧められているが、口でゆっくり食べたいのに、介護士の浪々時間が増えるからわずらわしいらしい)
「水分量が決まっていて、のどが渇いているのに何も飲ませてもらえない」
「座りっきりで、足がいつもむくんでいて辛い」
「女性高齢者。みんなで裸で集団入浴させられるのに耐えられない、、男性介護士職員もいるけどお構いなし」
Etc
入所者の方たちの声です
家で一人でいるよりは、
人がいて安心だという方も少ないですがいましたが、
痴呆のないしっかりしたほとんどの方は、
不自由を通り越して、人権を完全に無視しているような、扱いではないでしょうか、、と私は思ってしまいました
このような介護施設には
自分は、将来、死んでもお世話になりたくないと思いました
家族や知り合いにも絶対に勧めたくないです
そこは、まさに 牢獄のようです
また、介護士人材が常に不足するわけもわかりました
責任が重く重労働
(事故があった場合の責任の重さ)
あまりの低賃金、
(2020年現在でも、地方都市で時給800円代でフルタイムで働いても手取り12万円ぐらいという驚きの安さの施設も多数ある)
ひどい待遇
(休みは日曜、祝日などほとんどフルタイムの場合は無理なうえ、サラリーマンのようなゴールデンウィークのような長期休暇はない、残業代はなし など)
入所者からのセクハラなどもあります
しかし一方で
入所者に悪態をついたり、
虐待ではないかとおもわれるような
言動の看護師や介護士もいました
このような皆が嫌がる汚い仕事もある
人助けをする仕事を
このような低賃金でしようと思った人です
元々心の優しい人だったはずと思います
長年の仕事の疲れやストレスで
心が病んでしまっているのかもしれません
看護師、介護士が精いっぱいやったところで
人手不足で、24時間一人一人にぴったり寄り添うのは不可能ですし
事故は時々起こってしまいます
高齢者でなくても
家の中でで転んだりするのは
たまに起こることですよね
ただ、高齢者の場合は、骨がもろかったりするので
骨折などの大ごとになってしまいます
なんでも施設のせいにする、
入所者の家族、
80代、90代で事故で亡くなっても
平均寿命で老衰で死んでもおかしくない年です
ろくに面会にも訪れずに
親の面倒を押し付けている人たちです
死にかこつけてお金が欲しいのでしょうか
そのために活躍する弁護士もたくさんいますね
事情はそれぞれあるかもしれませんが
自分の親や家族を
一生けんめい面倒見ていただいている職員に
感謝するどころか
文句ばかり言うまえに
看護師や介護士が直面している
人で不足の問題点にも着目してほしいです
介護士として働いた期間は
どうにも手におえない問題ばかりで
毎日複雑な気持ちで過ごしましたが、
大変、社会勉強になりました
現状では
老人ホームや特別養護老人ホームのような場所では
まだ少しは元気が残っていた高齢者を
事故などで賠償責任を取ることを恐れて
仕方なく
食べて寝て排泄するだけの
”虚しい老人”にするのを
お手伝いをするのが、
介護士の仕事
というように理解しました
入所者の中で
背中が丸く、クビが完全に垂れていて
顔を上げることが全くできなかった女性が
レイキと精神的に励まし、
姿勢をよくするためのエクササイズを教えて
一か月ほどで、普通に正面を向けるようになりました
始めて笑顔も見せてくれるになりました
お叱りを受けるので
周りにわからないようにやっていましたので
看護師や介護士たちは、とても不思議がっていました
しかし今までは生気もなく車いすの上でおとなしかったのに、
姿勢がよくなったおかげで
食事もしっかり食べるようになり
元気になって立ち上がったり
動き回られるので、迷惑がっていました
(涙)
しかし、その後も、何かにつけていろいろな薬を飲まされてしまうので
副作用で、昏睡していたり、
眠れなかったり、
容態が安定しません
他にも、手の動かなかった人
足のむくみがひどい人など
簡単なマッサージや運動などを教えたりして
症状がよくなったと喜ばれたにもかかわらず
「勝手なことをするな」と叱られたりしました
元気になると監視が大変になるので困る、
良くなることを禁止されるので、
入所すると急速に老いて寝たきりにさせられるのも
無理はないです
リハビリを少ししたところで、それを練習することができないのですから、
何の足しにもなりません
スウェーデンにはなぜ「寝たきり老人」がいないのか 幸福度世界1位「北欧の楽園」に学ぶ老いと死
日本経済、少子化の若者を圧迫する
「高齢者の寝たきり問題」
これを根本的に解決するのは、
施設や介護士を増やすことではなく、
スウェーデンのように
高齢になっても自立して、元気に暮らせるようにすること
ただ食べて寝て排泄するためだけに
延命治療などされずに、
寿命がきたら
ピンピンコロリと、
人のお世話にならずに
自由に自宅で死ぬことではないでしょうか
そのためにも、
将来、介護されることを予想して貯金をするよりも、
好きな事をして、ご機嫌に過ごしたら、
人間はボケないのです
最後まで介護されない 高齢者になるべきです
年だからしょうがないは、
間違った常識、刷り込みです
コメントを残す