本物の英雄は色を好まない

あるアメリカの映画のワンシーンで

「もし億万長者になったら」・・・

 

 

ある普通の夫婦の妄想シーン

 

 

男性は

「プール付きの豪邸のジャグジーで裸の美女たちとシャンパン」

 

女性は

「ハイブランドの服や高級品、宝石などを買いまくる」

 

 

アルゼンチンのお笑い番組での妄想シーンでも 同じでした。

 

普通の価値観の人の脳では、

世界各国

男は「セクシー美女買い」

女は「物欲の鬼」

と化すわけですね

 

まあ、これが昔も今の変わらぬ人間の億万長者成功イメージなんですね

 

 

その昔、戦争で勝ってお金持ちになった武将などは

贅沢放題、女性を何千人も囲ってた人もいたぐらいだし

女性たちも金品目当てに、妾同士、嫉妬や競争しながらも、その立場に甘んじていたのでしょうが

彼らは、その財や地位を、いつ失うか、ビクビクしていたように思います

色欲も物欲も、とどまることを知らず、もっともっととエスカレートしていきます

昔の大河ドラマや西洋の王様映画などでも、その様子は描かれています

 

 

現代でも、「英雄色を好む」などと

自分を「英雄」に見立てた成金実業家や有名人などが、

銀座のクラブで美女をはべらかせ、

「男の性分だ」などと正当化して

女の尻を追いかけまわしている輩がたくさんいますし、

お金のためには何でも売る女性たちもいます

 

 

中高年のお金持ちの男が、一緒に苦労した最初の妻を捨てて、若い美女と再婚する

「トロフィーワイフ」

お金で若さと美しさを買うバカ男と、金に目がくらんだ強欲な女、

実は同じ価値観を持つ同士なので、お似合いのカップルですが

たいがい、のちに一緒に破滅して離婚します

最悪なのは、カルロスゴーンのようなパターンですね

 

 

 

 

人間は、いかに何億年の間生まれ変わっても、

勉強できない欲の塊の生き物なんだということを

思い知らされます

 

こういう人たちも、

「マザーテレサ」や「ガンジー」の映画などを見ると

感動して涙を流したりはするのですが、

といって、自分がそういう貧困な人たちを、自分のお金を使って助けようとはしないのです

 

 

キリスト教では

「お金持ちは天国に行けない」ことになってるそうです

なぜなら

良い人、「慈悲の心」がある人は

その持っているお金を貧困な人たちに分け与えてしまうので

お金がなくなってしまうからです

 

 

キリスト教も仏教も他の大きな宗教は

基本は「隣人を助けよ」なので

自分さえお金があったら、他に困っていようと関係ないということにはならないので

お金持ちが自分の贅沢には糸目をつけずに

大金を使っているのを見ると

やっぱりそれが良い人とは思えないです

 

例えば、たった10時間やそこらの空の旅、

ファーストクラスで100万以上使うのなら、

10万円のエコノミークラスに乗って90万円本当に困っている人たちに寄付したら、

それこそ「英雄」ではないでしょうか・・・

 

 

まあ、自分はすごいお金持ちになったことがないので

お金持ちの気持ちがわかりませんが、

もし万が一、億万長者になってしまったら、

貧困にあえぐ人たちを助けるためにお金を差し出せるような人間になりたいです

本当に欲しいものは、お金で買えないことを

今は知ったので、それができると思います・・・

 

 

はっきり申し上げますが

浮気者の男を心から愛する女性はいないです

浮気相手の女性に嫉妬するので、愛されてるような気がしますが

ふっと、ある日バカらしさに気づきます

お金が欲しくて愛しているフリをするかもしれませんが

お金がなくなったらポイです

 

 

自称「英雄」がどんなに色を好もうと、

最期は、誰にも愛されず

一人で死んでいくかわいそうな人です

 

本物の英雄は、

本当に大事な人を大切にしますので

その人を悲しませるようなことはしません

 

 

人生最後の日も、愛され見守られ

幸せな人生の幕を閉じるに違いありません!

 

 

 

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